桜こみち国際特許事務所 浜松オフィス

特許調査について

特許調査について

浜松オフィスにご依頼の特許調査に関しては、岡田テクノ特許事務所、又は浜松オフィスが主体となって行ないます(打ち合わせ/調査/ご報告)。
もちろん、調査のご依頼は東京オフィスでも承ります。

◆主な特許調査サービス一覧

  1. 出願前調査
  2. 出願審査の請求前調査
  3. 無効資料調査
  4. 技術テーマ(主題)調査

◆出願前調査

 特許出願前のアイデア(発明)について出願するか否かの判断をしていただくために、公開されている特許からアイデア周辺の先行技術を調査します。

 アイデア内容を把握した上で、ピンポイントに的を絞った特許集合から調査を行いますので、スピーディかつ安価な調査になります。ただし、スピード及び費用優先の調査ですので、内容の濃い範囲をチェックするものの、関連する特許を網羅的に広く洗い出して特許要件をチェックする調査ではありません。

 尚、抽出した文献には、単独でアイデアの新規性・進歩性を否定する可能性がある関連性が高い文献(X)、他の文献との組合せにより進歩性を否定する可能性がある文献(Y)等のカテゴリを付与したレポートで報告可能です。

 また、同一技術分野で複数ご依頼していただき、事前検討や調査リソースの流用が可能である場合には、定額調査、費用のディスカウントも可能になる場合もあります。アイデアの洗練化、出願前の知財業務での負担軽減にぜひご活用ください。

調査件数は50~500件程度

費用(目安)は2万円~10万円程度。納期は2weeks~1月程度。

費用・納期は内容、難易度、納品形態により変化しますので、メール・電話にてお問い合わせください。個別にお見積もりいたします。
※上記の通り、技術分野・商品分野が共通である場合には、定額でお引受けすることもできますのでご相談ください。

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◆出願審査の請求前調査

 特許出願後・出願審査の請求前に、特許出願にかかる発明の特許要件を再度検討する調査です。

 特許を受けるためには、原則、出願の日から3年以内に出願審査の請求をしなければなりません(特許法48条の3第1項)。しかしながら、出願審査の請求を行うと出願時の手数料以外にさらに手数料等がかかります。したがって、知財戦略上特許を受ける必要がないものや、特許要件を満たさないものは、審査請求しないで特許出願を取り下げる方が無駄なコストが削減できることになります。

 そこで出願の審査請求の有無の判断の一助とするために、公開されている特許からアイデア周辺の先行技術を調査します。出願前調査と同じく費用を抑えたコンパクトな調査になりますが、当該特許出願の日後に公開された先願も含めて、特許出願にかかる発明の周辺の先行技術を調査します。

調査件数は100~250件程度

費用(目安)は5万円~15万円程度。納期は2weeks~1月程度。

費用・納期は内容、難易度、納品形態により変化しますので、メール・電話にてお問い合わせください。個別にお見積もりいたします。

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◆無効資料調査

 他社の特許が無効理由を有するかどうかを判断するため、または自社の特許が無効になるおそれがないかチェックするための文献収集調査です。

 特許が新規性、進歩性を有していなければ当該特許は無効にすることができます(特許法123条第1項第2号)。

 対象特許(対象の請求項)の構成要件を吟味して、新規性、進歩性を否定する文献(頒布された刊行物)を探すべく、多角的な観点から調査集合を作成して文献調査を行います。通常は、調査に用いる頒布された刊行物は特許公報とします(一般的に技術内容を実施することができる程明確かつ十分に記載された文献だからです)。

 新規性、進歩性否定の判断材料としていただけるよう、調査で抽出した関連性が高い文献と対象請求項の各構成要件とを対比した構成要件対比表を作成して報告します。特許が無効となる可能性についての鑑定までは行いません。

調査件数は400~2000件程度

費用(目安)は20万円~100万円程度。納期は1月~2月程度。

費用・納期は内容、難易度、請求項数、納品形態により変化しますので、メール・電話にてお問い合わせください。個別にお見積もりいたします。

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◆技術テーマ(主題)調査

 出願・公開時期、技術分野、競合他社(注目出願人)等に絞って関連特許文献を収集して、注目技術の研究動向・開発動向を整理、分析する調査です。

 特許公報は新しい技術を公開する技術文献であり、発明が解決しようとする課題及びその解決手段等、当業者が発明の技術上の意義を理解するために必要な事項が記載されています(特許施行規則24条の2)。したがって、注目技術について的確かつスピーディにその動向をつかむことができます。

 注目技術についてあらかじめお客様と詰めた分類項目(構成、属性、機能、材料等)に即して開示状況を確認し、分類コード表として整理して報告します。

調査件数は100~数千件

費用(目安)は20万円~100万円程度。納期は1月~2月程度。

費用・納期は難易度、分類項目内容・数、納品形態により変化しますので、メール・電話にてお問い合わせください。個別にお見積もりいたします。

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